トリアージ【一般編】

トリアージとは、患者さんの『ふるい分け』のことです。
多数の患者さんが押し寄せた際に、どの人から治療すべきか、大ざっぱに分けて、
重症の人から治療をしないと間に合いません。
トリアージしたら患者さんにはトリアージタグをつけ、このタグの色で優先順位を判断します。
わが国でのトリアージタグの色は
赤：今すぐ治療しないと命が危ない人（イメージ：頭の中やお腹の中で出血してる人など）
黄：今すぐ命にかかわることはないけど、あとで手術などの治療が必要な人（イメージ：手足の骨折など）
緑：治療が要らないか、簡単な処置で済む程度の軽症の人（イメージ：かすり傷や小さな切り傷、軽い捻挫程度の軽　　傷など）
黒：既に亡くなってるか、がんばっても助けられなそうな人（イメージ：亡くなってるか、虫の息で助けるのが難し　　いほどの超重症など）
の4色です。