CSCATTTとは、災害医療で最も大切だとされる概念です。
元はイギリスで考えられたのですが、日本でもこれをアレンジして大変浸透しています。
「これを知らないで災害医療をやってると言ったらその人はモグリだ」というレベルです(笑)
日本では「シーエスシーエーティーティーティー」とそのまま読む人が多いです。
考え方は「CSCA」と「TTT」に分けて、
C:Command & Control(指揮と調整)
S:Safety(安全)
C:Communication(通信)
A:Assessment(評価)
が確立できてから
T:Triage(トリアージ)
T:Treatment(治療)
T:Transportation(搬送)
を実行しましょう、というものです。
災害時にはみんなで力を合わせて効率的に医療を提供しなきゃならないので、
まずは組織的な活動ができるように体制を整えよう!ということですね。