ようこそ日赤医療センター救命救急センターホームページへ!
2017年9月9日(救急の日)に当ホームページを公開させていただきました。 当院は1886年11月17日に開院した130余年の歴史を誇る日本初の赤十字病院であります。 そんななか我々の使命は病に対峙した皆様に安心・安全な医療をご提供することでより良い経過をたどることができるようにサポートさせていただくことであります。また救急に限らず、周産期医療、災害医療にも先進して、我々の歴史的な歩みのなかに2008年10月31日より開設された「救命救急センター」がその歴史を追従し、いづれはその歴史を牽引する原動力として機能できることを目標に日々研鑽を続けて参ります。
このホームページは我々の成長の歴史を綴るものであります。 ご覧いただき、ご意見、叱咤、激励等々、皆様とともに歩む救命救急センターとして見守っていただければ幸いです。
2017年9月9日 日本赤十字社医療センター 救命救急センター長 林 宗博 拝
当センターの魅力・強み
当救命救急センターは東京都区西南部(渋谷区・世田谷区・目黒区)医療圏に位置する基幹病院であります。
救急告知病院、救命救急センター、総合周産期母子医療センター、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、そして災害拠点病院をになっています。2008年10月31日に東京都の第23番目(現在26施設)の救命救急センターとして開設されました。2009年3月には「母体救命対応総合周産期母子医療センター」の指定を、2010年6月には「東京都地域救急医療センター・幹事病院(東京ルール・区西南部地域)」の指定を、2011年には「東京DMAT指定病院」の指定を受けました。
我々は東京都内に26施設指定されている救命救急センターのひとつとして、機能することはもちろんのこと、「周産期救急」そして我が社の歴史でもある「災害医療」にその重点をおき、都内随一の救命救急センターとなることを目指しています。 また我々の属する区西南部医療圏においても積極的に「地域を包括する」ことに務めて参りました。 我々が実践して魅力を感じる救急医療、医療は「多職種が連携して地域の医療を完結する」です。 「救急医療は地場産品」といわれます。当院のもつ特長を最大限に活かし、都心の総合病院として恵まれた「多職種の協働」による効率的でかつ包括的な医療体制を構築すると共にそれを実践し、地域の皆様の安心・安全を確保する一助を担えるようセンターの組織づくりと人材育成に務めております。
我々は様々な教育活動も手がけております。 蘇生・外傷・周産期・災害対応(医療・薬事・公衆衛生)といったすべてのことに積極的に関与して幅広く活動しています。
そして更なる目標は「継続性」です。作り上げたものが歴史のごとく永続することによって意味を持つからです。
どうぞ、我々と共に協働していく志を持つ方々を歓迎いたします。また我々を後押しいただける方々には感謝申し上げます。 そしてその精神が当センターだけでなく、それぞれの営む地域にも波及できるようなことができれば、この上ない幸せと考えております。