当センターから派遣された災害医療コーディネートチーム(医師1名、看護師1名、主事1名)は、震度7を観測した北海道厚真町に設置されている現地医療本部に9月8日14時に到着し、活動を開始しています。
現地は携帯電話の電波も一部キャリアを除いて未だ不安定な状態です。NTTドコモさんの支援を得て、本日中には本部内に安定したインターネット環境が構築される見込みです。これにより、厚生労働省の広域災害救急医療情報システム(EMIS)といったシステムにスムーズにアクセス出来るようになり、円滑な支援業務が可能となります。
今回の災害で当センターでは現地とのリアルタイム情報共有システムを構築しており、被災地でのニーズ等を逐一遠隔地からも把握することにより後方支援に役立てています。
遠隔地から後方支援で解決することは解決し、現地の負荷を可能な限り軽減する仕組み作りを目指して参ります。
写真:厚真町本部における9月9日朝ミーティングの様子